ぽんた学長です。
2泊3日奈良の旅さなぶり〜農家の休日も終わって今日からまた、作業再開です。
小雨のまさに梅雨らしい天気の今日は、田の草取りを進めました。
有機減農薬で作っている為、どうしても田んぼに草は生えてしまいます。
2条式の田の草取り機械で、作業を進めました。
3日留守にしただけで、草の伸びが早い事に驚きです

留守中に息子が畦の草刈りなどやってくれていたので、助かりました

田の草取り機械操作のはじめは、私がやってましたが、かなりハードな作業のために、負傷している右膝が痛み出したところに、助っ人の息子が登場!!
写真の様にがんがん息子の陽平がやってくれたので、私はビニールハウスに野菜の苗を定植するために移動しました。
改めて、奈良の旅を終えて鮫川に帰ってくると山暮らしがやはり私には落ち着く場所なんだということが分かりました。
ここで奈良の旅を振り返ってみることにします。
奈良の旅は、前から行きたかったのです。
明日香村にある高松塚古墳〜キトラ遺跡!!
名前からしてミステリーというか、ワクワク感を注がれる様な気持ちがありました。
行って分かった「キトラ」の言われ・・・
いくつかその訳がありました。
1=亀虎・・・ここからキトラ
2=北浦・・・地名からキトラになった
キトラ遺跡を見て感じた事は、今よりもあらゆる自然を身近に、そして畏敬の念を持っていたと言うことです。
遺跡の天井には、天体図がありました。
四方の壁には、玄武〜亀のような図。青龍、白虎、朱雀と十二支像が描かれているのです。
その図は春夏秋冬を表し 春=青龍。 夏=朱雀。 秋=白虎。 冬=玄武。
太陽、月、星・・・そして当時交易のあった中国や韓国からの渡来人の人達から大陸の文明、思想、仏教が伝えられ、日本の気候風土に合った様々な所にこうした自然感を敬って仏教という信仰心に結びついていったのか・・・とふと思いました。
更に無数の古墳群と神社仏閣を見たのですが、邪馬台国、卑弥呼。倭国と呼ばれる時代の奈良が、かつて日本の中心だったことを想像出来ます。
奈良はまた行ってみたい所です。2度 3度・・・
その時代から現代に至まで、命のバトンがつながれ我々が今の時代を作っている!!そう思いながら田の草取りをやっていると、道具は違えども土に生きてきた日本人のルーツを思い考えながら作業をすると、単に田の草取りではなく、貴重な作業のひとつなんだなあ〜と!
いつもよりより深く農作業の事を思ってやりました。
それではまた明日
