ぽんた学長です。
北海道で発生した大地震から8日目になります。
被災した多くの地域のダメージはかなり大きいようです。
今朝のフェイスブックを見ていたら・・・
北海道教育大学の能條先生が下記内容をUPしてました。
先ほど過去のふくしまキッズ参加者に、断腸の思いで以下の案内を出しました。2011年は岩手のこどもたちを北海道に呼んで、2012年からはお声がけいただいてふくしまキッズ実行委員会の傘下で、2016年からは独自で続けてきましたが、就活ルールの変更によるスタッフ不足、世の中が復興第一マインドでなくなってきたことによるさまざまな調整困難、参加者の漸減、などいろいろなことが寄せてきていましたが、最後に来たインパクトには耐えきれませんでした。しかし、保護者やこどもたちから寄せられる声はまさしく私たちの元気の源でした。少しの間でしたが、あの子達の成長に寄り添えたことをよかったとおもっています。
【かなしいお知らせ…ふくしまキッズの終了について】
皆さん地震は大丈夫でしたか?お見舞いのメールをくださった方、ありがとうございました。
私を始め、スタッフは怪我などはしていません。被害のひどかった厚真町・むかわ町・安平町に住んでいるスタッフは、むかわ町穂別にいる「ちゃこ」だけですが、彼女もまだインフラが復旧しない中ではありますが、元気にしています。このメールを読まれている方の中には、穂別でやった私たちのふくしまキッズに参加された方もいると思います。こどもたちと楽しく過ごした場所が大変なことになっていました。次にこの地域に近かったのは私で、地震の震央から25kmのところに自宅があります。めちゃくちゃな揺れでした。北海道南西沖地震の時の体験を思いだしました。私の家は震央の山向でかなり揺れたため、いろいろぐちゃぐちゃになりました。毎晩余震で目が覚めますし、昨日調査した被災地はまだまだ日常からは程遠い状態でした。
さて、冬の準備を始めなければいけない時期になりました。募集開始になる1ヶ月後くらいまでにスケジュールを決めたりアクティビティ案を作ったりしなければいけませんが、この災害の余波でまったく取り組めないでいます。
いろいろな生活物資も不足ぎみですし、発電所の復旧も11月までずれ込むなど、資源やエネルギー、そして気持ちを被災地優先でという生活をしばらくみんなが送らないといけない状況です。私たちの地域ではそれほど困窮していないのが救いですが、隣町の札幌や厚真町での状況は報道でご存知のことと思います。
私たちのように、比較的被害が少なかったものが、近隣の被災地への支援に取り組まなければなりません。いまこそ、ふくしまキッズで培った力を発揮する時かと思いますが、それにも人手が必要です。しかしこの状況では、ふくしまのこどもらを安全に責任を持ってうけいれるのはもはや不可能と判断せざるを得ませんでした。春も冬以上にスタッフ不足が懸念されますので、残念ながらふくしまキッズは先の夏の回で終了とせざるを得ません。参加を心待ちにしていたこども達の顔が目に浮かびますが、泣く泣く諦めることとしました。
寂しいことではありますが、台風もありましたし、こういろいろ重なってしまっては。。今はまず、地元の復活に意を配らなければなりません。
これまでご参加いただいた皆様あってのふくしまキッズでした。こどもらにももう会えないのかなと思うとほんとうに寂しい限りです。せめて、「今回で最後だね!元気でね!!︎」と笑顔で終わりたかったですが、これが災害のなせるわざと諦めなければいけないようです。
今後は、ふくしまキッズで得た体験や学びを少しでも活かし、多くの皆さんの力になれるように、そしてあんな活動ができたことを誇りにしていきたいと思います。あしたから、さっそくみんなでふくしまキッズをやった穂別でこどもたちの支援を始めます。
長い間、参加していただいてほんとうにありがとうございました。至らないこともいろいろあったと思いますが、毎回参加してくれるこどもたちも多かったので、遠くの親戚のような気持ちでこどもたちに会うのを楽しみしていました。
いずれまた福島に遊びに行けたらと思います。年に6回、5年以上通った福島県は私にはとても身近な場所になりました。直接の活動はできなくなりますが、福島のことは常に忘れずにいます。
ではまた。
これから日に日に気温が下がってくる北海道です。
雪の降る前に普通の暮らしが戻りますように・・・毎日祈る気持ちです。
ふくしまキッズの活動をこの夏も実施して頂いてました。
今後の活動が出来ないほどのダメージと言うこと!でも能條先生のメッセージはマイナスではありません。
「ふくしまキッズで培った経験を活かすとき!」〜そのように銘記しています。
北海道の冬は厳しいです。その前にどうか冬を乗り切れるまでの環境になって欲しい!説に願っています。
連日気持ちが晴れ晴れしないのは、天候ばかりではなく北海道の事が常に心にあるため、そして1日も早く普通の暮らしが全ての人に戻りますように〜
2018年09月13日
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