
ぽんた学長です。
今日は文句なしの秋晴れ・・・でした

この澄んだ青空


和代さんの休耕農地にトラクター耕運も地元のHさんがやってくれました。
超大型のトラクターにびっくりでした。聞くとなんと70馬力


綺麗に仕上げてくれました。
順調です。



ぽんた山の畑・・・大きいニンジンが収穫できました。
ビニールハウスには次のレタス苗も徐々にですが大きく育っています。
この秋晴れを見ながら、ぽんたはこれからの世の動きを考えました。
コロナ禍で、これからどのような社会にしてゆくのか・・・
次世代に我々大人がどのようなバトンをつないでいけるか、考えてみました。
結論から・・・
1、自然に負荷をかけない生き方、教育、シェア的な暮らし方。誰もが社会貢献に関われる仕組み。
2、グローバル経済に左右されない社会基盤の構築。
3、人口の均衡のとれたバランス居住エリアの確立。
4、医療、福祉、教育、災害援助体制の充実。
5、ほどほどのデジタル通信化。
結果、より人間らしく、個人が尊重されること。
価値観の転換で、経済優先ではなく、人の多様なつながりによる社会であり、
家族や友人の強固なつながり。
自分の生きがい、やりがいを実感できる日常が送れること。
原点に還り、これからを真剣に方向性を明確にするときなのです。
コロナ禍で、グローバル経済の限界を感じている人も多いと思う。
もちろんすべて否定するわけではありません。
遠くの友人や家族が離れて思うように会えない今の状況で、オンラインはすごいパワーを発揮しています。
現に私も利用しています。
空港関係、観光関連、音楽、スポーツ・・・平和であるがゆえに賑わいもありました。
この分野の関係している人は、本当に日々大変な思いでいることでしょう。
あぶくまエヌエスネットも、首都圏から子どもたちが来れない状況で、収益は大幅な減収です。
子どもたちも!残念がっています。
がっかりしている手紙ももらいました。
なぜ、私がそう思うのか・・・
コロナに関係なく上記の5項目は、私がこうなればもっと地球が喜ぶのに・・・
大いにグローバル経済のゆく過ぎに反省をし、人間優先の世界にならなければいけない!!
そう思ったのが、10年前の原発爆発事故を経験したからです。
でも、政治も経済界も変わろうとしなかった!
何も変わらなかった! 苦労したのは被災地、被災者、その子供たち・・・その苦労は今なお続いているのが現状です。
うわべだけの復興再生という印象。
だから、変えて行くのは、政治も経済界は勿論ではあるけれど、私たちが本気で今のままではいけない!!
変わらなければならない!!
どう変わるのか??? 鮮明にしてその目標に向かってみんなが1歩、あゆみ出すことです。
国の政治に期待しては裏切られるだけ!これも原発爆発事故で学習したことです。
そもそもぽんたが、鮫川の暮らしを選択した理由=ご存じかもしれませんが、長男の重たい心臓病がきっかけでした。
通勤して働いて、お給料をもらって…という福祉関係の仕事をしていましたが、我が子と1分1秒でも一緒に居たい!!
そして山村生活をしながら、田畑を耕し作物を育てる!
その作物も無農薬、無化学肥料で安心安全であることが私の絶対条件でした。
心臓病の長男に少しでも健康体でいてほしかったからです。
私は長男から、そして山村暮らしをする中で地元のおじいちゃん、おばあちゃんから土に生きるとは・・・実践からたくさんのことを学びました。
土に生きることの素晴らしさをこの鮫川村に根を下ろして初めて感じたことです。
それがあっという間の30年の時間が経過し、その瞬間瞬間が貴重な時間であり、お金に換算できないほどの価値がありました。
グローバル経済に当てはめると、どうも窮屈になってしまいます。
今日の私の収入はゼロ円!
でも充実感はたっぷり得ました。
和代さんの休耕農地に行き、トラクター耕運を確認し、オペレーターをやってくれたHさん宅まで行きお礼を伝え、プラスになる情報交換ができました。
午後は、ぽんた山の畑で農作業・・・これも直接本日の収入は無し!
でも収穫できた新鮮なインゲン、オクラ、ニンジン、卵はどんなに高級レストランに行ってわざわざ食べに行くよりも、価値のある収穫で、早々夕食の食卓に美味しくいただくことができるわけです。
自分が種を撒き、育てて、悪天候も乗り越え収穫に至る今日!!それはまさに感謝と感動がここにあるわけです。
分かって頂けますか!?
新聞記事に、新米の価格の下落!という紙面をよみました。
グローバル経済に農業を組み込むと、どうしてもこのような結果や傾向になるわけです。
農家の大変な作業量は全く無視されるわけです。

だから目先のグローバル経済に惑わされ、もうからない農業に若者が魅力を感じるでしょうか・・・
農業分野に人生をかけてみたい!!!という若者は出るわけないです。
でも陽平は人生を打ち込もうとしています。
あえて挑戦しているわけです。
しかもこの中山間地域で、平場よりも不利な条件で・・・やろうとしているのは、わけがあります。
ここで生まれ育った愛着と、土に生きる意義を感じ始めたからです。
それはグローバル経済よりもはるかに次元の高いレベルにすでに陽平がいるからです。
だから、今日の収入よりも先の収入を見据えて、今日を生きているのです。
この違いと左右されない生き方、考え方・・・がこれからの社会に主軸になってゆくと信じています。
そういう人が一人二人増えてゆくと、世の中は変わるはずです。
世事はやってくれません!期待してはダメ!
経済界のトップにいる人にこの話をしても、外来語を聞いているみたいに感じることでしょう!このような人にも企業にも期待してはダメ!
粛々とこの地道な毎日の中に芯を据えて生きることに意義がある!そう思うのです。
コロナが少し落ち着いたら、首都圏から脱出する人は多く出るでしょう!
でも私が上記に記したことを少しでも理解しないと、きっと短期間でつぶれてしまうでしょうね。
価値観の転換!!それはあなた自身から・・・ということです。
そうすればコロナも必然と下火になるでしょうから!
今のGO TO ・・・とかやっているようでは、いっこうに収まるわけもありません。
いかが受け止めていただけますか。
もしかしたら、私の思い描いてきた社会の構図が少し早まってくるかもしれません!
そんな予見です。