大晦日・・・あと数時間で年が変わります。
世界中がコロナに翻弄された1年でした。
あぶくまエヌエスネットもコロナの影響を受けながらも活動を継続してきました。
また地球規模の異常気象が多発した年でもありました。
政治のかじ取りが軍事に傾き、庶民が苦しい想いを強いられている国もあります。
70年前の日本のようで悲しいです。
逆に、コロナ禍でしたが東京オリンピック、パラリンピックが開催され多くの感動と、勇気をもらいました。
特にパラリンピック選手の生きることだけでなく、スポーツにかける人生そして、人間の持っている可能性は無限大なんだ!ということも教えてくれました。
コロナが教えてくれたこと、気づかせてくれたこともプラス方向であった気がしています。
決してマイナスだけではなかった・・・と。
あぶくまエヌエスネットでは、首都圏の子どもたちの交流「ネイチャーキッズ」、福島民報社との連携「ほんとの空プログラム」交流事業などはことごとく中止。開催のめども立っていません。
県内の子どもを中心に、ぽんた山元気楽校を年間通して活動してきました。
少人数ではありましたが、その分子どもたちと正面から向き合いながら、丁寧に広く深く体験交流が出来ました。
前からぽんた山の体験交流プログラムは、少人数制で丁寧に、伝わりやすく、名前もお互いに呼び合える距離感でした。
さらに、近くなっていた1年でした。
あぶくまエヌエスネットには、農部門がある!
このことは、コロナでも全く関係なく季節が春になれば農作業は動き出します。
そして、若いペーのパワーがすごかったです。
クオリティーの高い野菜やお米を育ててゆく



その思いは、勿来の直売所「そのふぁ」を販路として開拓したり、インターネット通販も複数登録して、こだわりの特別栽培米を販売したりできました。
生きている限り、平等に食すわけで、安心安全なお米・野菜を求めている人が、コロナの影響でしょうか、増えてきていると実感しました。
さらに、夏にクラウドファンディングにトライして、皆様にご支援を頂きおかげ様で目標達成できました。
さらに自然農のハードルを上げて取組んでいける環境が整いつつあります。
今までよりも効率的に、大量に生産するのではなく、少量多品目でより自給率も高めていきたいです。
そして来年は、鮫川村も高齢化は拍車がかかっています。
田んぼ、畑など農地が耕作されない場所も増えていくでしょう。1度荒れたら復旧するまでさらに時間がかかります。
そこをなんとかブレーキのかかる仕組みやアクションを起こしていきたいと思っています。
社会の動きは、より人間的に、家族も大切にする時間の確保などコロナが気づかせてくれたことの一つだと思っています。
そんな家族時間をここぽんた山で過ごせるような体験プログラムの充実を図りたいところです。