今日も気温上昇


東日本大震災から12年目の今日は、松が丘公園で冒険ひろばの活動をやってきました。
今年度ラストの活動でした。
今日が冒険ひろばに来てくれた最高の人数でした。
野外で元気に楽しく子どもたちが遊ぶ!それをパパ、ママが微笑みながらすぐそばにいて…
こんな幸せな時間と共有できること…今日はあえてそうした時間にしたかったです。
今日の写真もご覧ください。
ラストの活動に、ぽんた山の常連のMくん、お姉さん、ママも来てくれました。
ママと震災の時は、天気も曇りで寒くかった! 今日は本当に暖かで穏やか…と。
今の日常を送ることが出来ることへのありがたさを、何気ない会話ですが、感謝しないと…という暗黙の想いが流れた気がします。
12年前、浜通りのいわき市は、大きな津波が押し寄せてきて、日常が奪われ、着の身着のままで非難する人がたくさんいました。
ぽんたは、ペー君の中学卒業式を終えて、ほっとしていたところ突然の地面から大きな揺れは、今でも忘れることはありません。
それから、ぽんたの生き方や、子どもの関わり方のギアを福島の子どもと歩む!と覚悟を決めたのでした。
そうして立ち上がった「ふくしまキッズ」
活動中5800人の子どもたちが参加して、全国各地、ドイツザクセン、ニューヨークにも行きました。
参加した一人一人が、たくさんのまだ会っていない人たちから、あたたかい寄付をいただき、この活動の受け入れ地に向かうことができました。
受け入れ先も、たくさんのボランティアの方から応援をもらいながら活動が遂行できました。
そんな暖かさに囲まれたふくしまキッズ!
参加した子どもの心に自然と、いつか恩返しの出来る大人になりたい!!
歩む道は違っても、心に芽生えてくれたのです。
写真は先日私も同席出来た、星槎高校卒業式!
生徒会会長を務めたY君が、3年間の高校生活でどれだけ学校を盛り上げ、彼と関わることで明るい雰囲気になってとても楽しかった!!
と送辞のあいさつで後輩が述べてました。
卒業後は、農業を専門に勉強するそうです。
そして、もう一人紹介しますね。
4月から大学生になるRちゃんのママからです。
今日という日に連絡をいただいてありがとうございます。
ニューヨーク組の最年少だったRも4月から大学文学部の1年生になります。
ふくしまキッズで培った、
生きる力
学ぶ力
を存分に発揮できた高校生活でした。
これからは皆さんから頂いた
守る力
を返していくことのできる大人になれるよう、より一層の学びを深めて参ります。
皆さんにまた会いたいですね!
前向きに自分の志を早いうちに抱くことができました。
体験から学ぶことの大きさを証明してくれています。
そして、福島で起きた原発事故は今なお解決していません。
本当に復興という言葉が適切なのか…ぽんたは疑問に感じます。
ただ、見えない放射線に苦しみ、子育てをどうしていいのか! 福島にとどまるべきか、かなりの親は悩んでいました。
ふくしまキッズの活動で私が委員長として関わった6年は、「互いに寄り添い生きることで、前を向き生きていこう!心を寄せ合うことで勇気が生まれてくる」
これはいくらお金があっても買えないものであり、生きる上で1番大切なことを学び気づいたことです。
福島で起きた原発事故は、許すことは出来ません。
でも怒りばかり言っても何も解決しません。
ふくしまキッスの功績はこうした参加した子どもたち一人ひとりの心に宿り、今はぽんたではなく、参加した子にすでにそのバトンは引き継がれている!そう確信しています。
東日本大震災、原発事故からいくら時間が経過しても、この記憶は薄らいでいくことはありません。