ぽんた学長です。
今日のぽんた山春合宿ー総括をしたいと思います。
タイトル=日本一のぽんた山春合宿です。
その意味は、春休み期間中〜9日間のロングラン宿泊体験プログラムを実施した自然学校は、日本中の自然学校でぽんた山だけです。
春休み期間中、スキー合宿など開催されたところは2泊3日。もしくは3泊4日のプログラムです。
更に、ぽんた山のプログラムの特徴=暮らしのプログラムが主であるということ。
派手なプログラムは何一つありません。
しかしながら、朝起きてから夜の就寝するまでのすべてがプログラムなのです。
共同生活を気持ちよく送るためには!自分はどうしたらよいのか?? このことを基本に考え行動に表すスタイルです。
大人の我々は事細かく、指示は一切出しません。
朝と夕方の係り活動も、子どもたちが協力して進行します。
自分で決めた係り活動だからこそ、責任感も必然と湧いてきます。
手をあげて、自分は子の係の活動をしたい!やりたい!!ときちんと意思表示すること。
このことを積み重ねてゆくと、自分の気持ちや意見をみんなの前で主張できるようになります。
年齢や学年の差はありますが、ぽんた山ではあまりそのことに意識はしていません。
日直当番が、低学年の子がなったときも、その子の気持ちや進行にみんなが合わせるわけです。
みんなが平等なんです。
ここには様々な社会性、協調性、忍耐力、優しさなどがその場面、場面で求められます。
子どもたち一人一人がクリアしてゆき、全体の温かい雰囲気であったり、ぽんた山が落ち着く居場所になっているわけです。
宿泊延長する子が…
今回の特徴は、当初の宿泊より1泊延長したり、3泊延長という子も出ました。
それはわれっわれ大人スタッフがそのように促したわけではありません。
子ども自身が、そう決めたのです。
理由は、新年度は中学3年生で高校受験に向けて勉強に集中することになるでしょう!!
だから、今回はラストまで滞在してみんなと楽しみたい!充実感と達成感を得たいということ。
そして、まだぽんた山のみんなと居たい!そのことが基本になるのです。
一人一人のメンタル的な成長は、確実にありました。
毎回のことですが、一人一人のメンタル的優しさ、強さ、たくましさ、協調性など総合した人として求められることすべて総合されて、成長が見られるのです。
親への感謝の気持ちが…
今日もメールで参加した子の親から連絡をいただきました。
「帰宅してからというもの、家でお手伝いをしたり、食器を洗ったり、母親の手助けを率先してやってくれるようになって…」
と。
それはきっと、ぽんた山に参加出来たことへお感謝の気持ちが、そうさせているのかもしれません。
成長して、そのことにも気づいた証であると思います。
中学3年生、小学6年生の参加が目立ちました。
これは、この先ぽんた山にあまり参加する機会がどうなるのか???不透明なところもあるし、部活動など入部したら思うようにぽんた山に来ることが難しくなる!
なので、区切りとしての参加でした。
目的意識をもって参加していること!!
ほとんどの子どもがリピーター参加です。
毎回同じ参加すればよい!というメンタルではなく、今回はこの目的で参加する!という気持ちがどの子にも在って、
自分のクリアすべきことも同時に考えて参加していること!
だからこそ、シンプルなプログラムの中に、一人一人の心がこもっているので、良好な状況が生み出されているのです。
とにかく、居心地がよくあたたかい雰囲気が随所に湧いてくる!!
生活するためもルールや決まり、守るべきことの約束毎は一切ありません。
ぽんた山の食堂に2つの言葉を書にしたためています。
「やればできる」
「自ら気づき、自ら動く」
この二つだけです。
広い意味で書いたぽんたの書ですが、一人一人が共同生活で何をすべきか、そして苦手意識が邪魔して、出来る可能性を自分でセーブしてしまうことも場面によってはあります。
でも、そこを前を向いて、心にやればできる!と言い聞かせて行動すしてみると、不思議と出来てしまう!
成功事例を積み重ねると、大きな飛躍的な自信につながっていきます。
ぽんた山のボランティアスタッフが優秀なこと。
ぽんた山の大学生ボランティア、高校生ボランティアはみんな小学生の時に参加者でした。
その経験を経てボランティアの立場で子どもたちと関わりを持つスタイル!
長期にわたる関りは本当に大変です。
自分の身の回りのことから、子どものケアーまで、しかも24時間、さらに最後の日までそれをキープするわけです。
メンタルコントロールと体調維持管理もしっかりしなければなりません。
とにかく笑顔で明るくフレンドリーに男女隔たり無く涼子か関係性を向上させてくれるのです。
由美子おばさんの豊かな食の献立!!
9日間のメニューを構成するのは大変です。
その日その日の参加する子供たちの顔ぶれや、人数を考慮して、さらにプログラム進行に沿ったぽんた山ならではの特別メニューの連日です。
だからこそ、子どもの健康と元気とやる気を後押ししているのです。
採り立て新鮮な野菜、生みたての卵、お米はぽんた山の特別栽培米、お味噌ももちろんぽんた山で作ったお味噌!
無添加、安心安全な食にこだわっているのです。
ご飯は、釜土で炊いているので味も格別なのです。
上記のことを総合すると、心豊かな人間力向上とバランスの取れた成長する場であるということです。
きっと、そのことすべてを送り出してくれる保護者の皆様が自覚して、ぽんた山であれば安心して…という所に結び付くのではないか!!
そう感じます。
子どもたちと関われる素晴らしい立ち位置に居られるぽんたは幸せ者です。
ここも付け加えておきたい点です。
だからこそ、ぽんた山のやっていること、子どもたち=日本一 なのです。
3月25日の活動写真
3月26日の活動写真
3月27日の活動写真
3月28日の活動写真
3月29日の活動写真
3月30日の活動写真
3月31日の活動写真
4月1日の活動写真
4月2日の活動写真
新年度になり、ホームページにぽんた山の年間予定!とすでに参加募集も始まっています。
この後は5月の連休のぽんた山ですが、もう参加お申込みが来ています。
またみんなと会えることを楽しみにしています。