ぽんた学長です。
昨日で5日間のぽんた山冬合宿が無事に終わりました。
今年1年の締めくくりのプログラムでもありました。
とても良い感じで進行し、ケガもなく充実した冬合宿でした。

集合写真…みんなの笑顔もバッチリです

活動の振り返り総括をしていきます。

犬の散歩が人気で、人数オーバーすると譲ったり、上手に調整してて決めていきます。
大人が決めるのはいとも簡単です。でもやりません。
自分で決めたことに責任感が生まれます。
特に朝の台所・釜土ご飯炊きはみんなより早起します。 それだけでも大変ですが、朝食の時間まで間に合わせることが重要です。
その繰り返しで、きちんと最後までやり通すことを学びます。

郡山女子大の亀田先生をお呼びして、発酵食の素晴らしさのお話もしていただいたので、さらに勉強になりました。
味噌を仕込む前日に、村の直売所「手まめ館」の見学研修もしているので、大豆に関する勉強もしたので、更に理解できたと思います。
もちろんぽんた山の味噌も手作り味噌です。

健康、体調管理と安心安全の食にこだわっています。
参加する子の中に、由美子おばさんが調理してくれた料理を食べるのが楽しみ…という子もいます。
ぽんた山は、食育にもこだわっています。

ぽんた山にはテレビはありません。
家と違う環境で、生活するのに不便さも随所で感じる場面があります。
デジタルではなく、アナログが多いです。
だから簡単便利ではなく、不便さのウエイトが高いです。
それをクリアするには、みんなで協力したり、工夫したり…大変なところもあります。
しかしそれが子どもたちのコミュニケーション能力を伸ばすのです。
ご飯を炊くのも、薪割から、火おこし…炊けるまでの火の管理を当然ですがやるわけです。
面白味もここにはあります。

そこには、参加した子ども、大人のサインページ・帰る日にその子の写真をダイジェスト版ページを作り日記にファイルしていきます。
次回参加する際に、持参します。
そしてその日記ファイルが徐々に徐々に厚みを増していくわけです。
小1から来ているMくん、小6はかなり分厚くなっています。
その日記があればいつ参加した!! このころはこんなに小さかった!!とか…振り返ったり。
中には、自宅の自分の部屋で大切なコーナーにこの日記が置かれているとか!!
OBの男子は、学校でいじめにあってしまいかなり落ち込んだ!!でもこの日記を読み返し振り返ることで、自分は一人ではない!!
と思えるようになって、気持ちが楽になった。…と教えてくれたました。

だから、グングン子どもたちは心開くようになります。


小学生、中学生の時は参加者でした。
でも高校生からボランテイアとして関わることがOKなぽんた山です。
なので、今回は3人「ゆいじー」「あゆみ」「こう」が応援に来てくれました。
子どもたちと1番近い距離にいて、何でも話したり、相談が出来たり…とても存在感があります。

まして過疎の村であるために、外国人と接する機会は、それぞれの学校にいるかもしれません。
だからこそ、トマゾがいてくれること事態大きいのです。
総括=子ども達の学びと人としての成長を後押ししています。
それがぽんた山の良さ!!でしょうか。人間力に磨きが自然体で係ってくるのです。
非常に心身ともにバランの取れた成長をしています。
ありがたいことです。
繰り返し参加することで、単に遊びに来る!だけでなく、すべてを楽しみに来てくれているので、時間の経過も心地よいです。
来年もこのように心を込めて、丁寧に子どもたちと関わりを大切にしていきたいです。
引き続きよろしくお願いいたします。