この週末は、ぽんた山元気楽校でした

さて、どんな仲間つくりができるのか?楽しみでした。
初参加の子は友達同士だったり、グループになりやすいのですがそこは全員で12人。
初顔合わせの子ども同士、話しかけたり会話が弾みました。
男の子・女の子もいっしょになって遊びました



分け隔て無く、仲良くまさに平和に共にぽんた山を楽しみ、遊んだ2日間であったと思います。
ブログにも既にUPしていますが、子どもの写真の表情は実に良い顔をしています。
時代や時間の経過と共に子どもの生活や遊びにも変化していますが、ぽんた山は実にシンプルであり、子どもが子どもらしく、遊びを工夫し遊びを生みだし、ある物を最大限に活かしで楽しむ!!子ども本来のそこにある力が、引き出されるような気がします。
エピソード1;小6子リピータの子です。
食事当番で釜戸に薪をくべ、火起こしまで責任を持ってもらいました。
上手く火がつくでしょうか・・・ はい!大成功。
繰り返し来る中で、何度もこの係をやっています。
大人に言われなくても既に火をおこす術を身につけていたのです。
エピソード2;小2の子です。最初ぽんた山に時はお泊まりに慣れて無くて、心が細い感じでした。
食べるのもゆっくり、好き嫌いが多い。
シャワーが苦手。
夜寝るのがこわい感じ。
しかしながら、参加回数を重ねる事に、ぽんた山の生活リズムと、今何をする時間というのが理解出来たのでしょう。
係の仕事も自分で考え積極性がぐんぐん伸びてきました。
翌朝は、他の子より早起きして釜戸でご飯炊き!!薪割りを全部一人でやってくれました。
活動の時間も伸び伸び遊び、係の時間は責任持って最後までやりきる。
今この時間は何をするか!!それを理解してそのとき時の時間を楽しんでいるかのようでした。
エピソード3;小4の子です。
いつもは友達と参加するのですが、今回は一人での参加でした。そのパターンは初めてでした。
見ていると、今回はそのことを分かった上での参加。
自分なりの楽しみ方を考えてきたようでした。そのように見えました。
川の探検隊・山小屋の大工仕事・係長も自分から手を上げてやってくれるほどでした。
夜は山小屋に寝たいなあ〜!!と私は付き合っても良いかな〜と。日中の様子を見るとOKでした。
しかし、夕食を食べ終わる頃緊張の糸がほどけてしまったのか、少々は羽目を外してしまい、それも可愛い範囲なのですが、山小屋のお泊まりがNG・・・と言うと、それはもう必死でお願い作戦!!
でも1度のほんの少しも事でも、ちゃんとやることを覚えて欲しかったので、結局みんなと同じ部屋でおやすみなさい!!でした。
2日目は、その山小屋での大工仕事もやってくれました。
今度は泊まるぞ!!って
エピソード4;小6の子です。インドア派の彼は将棋が大好き。オセロも・・・
でも外遊びも満喫するタイプ。のんびりタイプに見えるのです。
自分で今は何をしたいのか・・・気の向くままというよりも計画的に行動しているのです。
基本は楽しみたい!!人に言われてではなく・・・大切な事ですね。
一つ一つの行動と他の子との協調性も伸びてきた感じです。
このように一人一人の成長が、きっと日常でも活かされ社会性であったり、その子の人間性や魅力に磨きがかかってくるという気がします。
心をオープンに、穏やかにそのときの仲間と共同で暮らす事、その積み重ねの時間が、とっても大切な生きる学びに連動しているのでしょうね



残念ながら地元鮫川村から参加する子は、今年度は0人。 ですが周辺の町からはぽんた山の魅力を保護者の方も理解してくれています。
なので、近くでもお泊まりプログラムに参加してくれるのですね。
子どもが子どもらしく笑顔と元気に・・・それがぽんた山なのですね・・・
さて、明日はNPO法人あぶくまエヌエスネットの総会です。
今日はお休みでしたが、資料作成・・・まだ途中です。
重要な会議ですからね。明日に備えたいと思います。
過疎地での交流活動;子ども体験教育交流・大人の都市交流・農的な実践を継続しつつ、その輪の広がりや確実性があぶくまの強みであると思っています。
今後もそのつながりを大切に1歩1歩歩んで行きたいと思っています。応援よろしくお願いします。
それでは・・・