ぽんた学長です。
2年前の9月、台風15号が南房総市を直撃しました。
その被害は甚大すぎて、我々の自然学校の仲間も被災してしまいました。
周辺の農家は主に枇杷の生産農家が多くて、ひと山が枇杷・枇杷・枇杷・・・
その枇杷の木もなぎ倒されて、途中で折れたりして実に無残な姿ばかりの光景でした。
少しでも力になればと!!ぺーと二人でいざ南房総市へ・・・
2日目のボランテイアで枇杷山に案内を受けて、農家さんと片付け作業をやりました。
チェンソーを持って、倒されてしまった枇杷の木以外の木をとにかく車が通れるように復旧作業をバリバリやりました。
その時の写真もどうぞ見て下さい。
そして枇杷農家さんのH夫妻から本日、その時の御礼に・・・と言う事で大きな甘い甘い枇杷を送ってくれたのです。
枇杷の大きさにもビックリしました。
約2年かけて、前の農に枇杷が収穫するまで、ご夫妻で歯を食いしばりながら前に前に向かって枇杷の木を元のようにしたご苦労を察すると、ひとつひとつ丁寧に包まれた枇杷を眺めると、血のにじむご苦労と葛藤があったと思います。
台風直撃のあと、Hさんの奥様が、これはもうダメと思ったけれど、福島からわざわざ来てくれて私たちもまた元気出して、枇杷を復活させる気持ちになれました!って言ってくれたのです。
少しはお役にたてたのかな・・・と。
ありがたく、枇杷を頂きました。
今は見えないコロナウイルス感染で今は大変な時期です。これから先もどのような自然災害が何処で起きるか??です。
自分事として、備えていても被災するときは被災してしまいます。
だけど、その時に日頃から支え合い励まし合いながら生きてゆく事って、まさかの事態になっていざ!!!いざ!!ではすでに遅しです。
遠く離れていても、いつでもいっしょだよ!!って言える関係性はとても大事ですね。
私も、10年前の原発事故・ひと月後の大地震・2014年の大雪被害・2年前の台風19号・・・度々被災しては、皆さんから応援を頂いて今があります。
今日の作業=畑にタカキビの苗を定植しました。
後半分あります。
ビニールハウスも開いたので、トラクター耕運して、夏野菜の準備も進めました。
2021年05月30日
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