ぽんた学長です。
昨日・今日はつくば市で見学研修というか交流というか、久しぶりの再会でもあり、まあ充実した2日間でした。
まずは、「こそだての家」
こそだての家
昨日のブログにでも報告しましたが、つくばの森でセカンドスクールということで、放課後の子どもたちの民間の児童クラブ的な存在です。
教室は森の中ということです。
子ども達は伸び伸び生き生き、活発に活動をしていました。
設備も完璧でなく、いろんな場面で不自由を感じるフィールドですが、見ていてぽんたは「これで好いんだ」って思いました。
それは子どもたちを見て感じた事です。
不自由を楽し気にクリアするパワーを持っているのです。
焚火に使う枯れた杉の葉。枯れ枝が薪に適していることも…
長ければのこぎりで切れば良いのです。その一連を子どもたちは楽し気に、不満もなく協力しながらやっている!!
見ていて、カッコよかったです。
なので代表の小林 力さんに、私もぺーも あのままのフィールドで良いですね!!って
子ども達からは小林さんは「リッキー」って呼ばれています。
リッキーもうなずいてくれました。
当然雨の日も、寒い日もこれからどんどん日が暮れる時間も早くなります。
そのことも子どもたちが考え、どう楽しむか…!! 頼もしく感じる子供達です。
そして2日目は、もりのようちえん「あなたとわたし」
ニックネーム「サマリー」がお母さんになって子育てしながら、もりのようちえんを立ち上げて活動していることは知っていました。
でもなかなかいくことも出来ず今回はチャンス!!と思って連絡を取らせてもらい、今日具現化したのでした。
昨日の、こそだての家と同様、森のようちえん;あたなとわたしも森の中が活動場所です。
子ども達は、元気の塊でした。
私とペー君をフィールド案内してくれましたが、森の小路を走って行きました。
追いかけるのも大変・・・
それだけ、どこまでが遊んでよいところということを自覚している証拠です。
そして、案内してくれた場所で、遊びが生まれるのです。
子どもの遊びの底力を感じました。
森から受けるパワーもあるでしょうが、伸び伸び活動している子どもたちを見ていると、これが本来の子どもの姿である!!ということでした。
どれもこれも危ないことを取り上げて、危険から遠ざけてしまった、そしてその危険から素通りしてしまった子は、どこに危険があるのか、危険の度合いすら判断できません。
なので、遊びを通して学んだことは一生忘れることは無い!貴重な子どもの時の体験はまさに生きた学びに直結しているのですね。
そして、驚いたことはつくば市は、今都市部と利便性が良くなって1時間で東京に行ける場所になったことで、どんどん住宅の開発が進んでいるのです。
そのような場所も移動しながら見てきました。
そのために人口も急増して、子どもたちが通う学校が、マンモス化しているのです。
1学年で12クラス。1クラス30人。 このような現実で、子ども同士のつながりであったり、コミュニケーションの取り方、教育現場が一人一人の子ども達に十分な対応が出来ているのか!!どうなのでしょうか???
医療保険、教育などきめ細かな体制がとられていきますように…。
そして少人数制で活動している「こそだての家」「もりのようちえん、あなたとわたし」のように元気いっぱいの子どもたちがいつまでもいて欲しい!!
この活動がもっと認知してゆく社会になってほしいものです。
2022年11月29日
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