2024年03月11日
東日本大震災・原発事故から13年…
ぽんた学長です。
写真は、今朝のぽんた山です。
−9℃。田舎体験の家軒下には氷柱が、畑にはたっぷりの雪
今日は3月11日…忘れもしない「東日本大震災・原発爆発事故から13年目」
悲しみのどん底に押し込まれた日であり、ダメ押しは原発爆発でした。
もうなすすべもなく、あきらめるしかない!!と思ってしまった日から13年が経過しました。
福島は震災復興…という言葉は程遠い中にあります。
風化もしていません。
それは現在進行形だからです。
原発の廃炉も手探り状態であるが故、また廃炉の手順が定まっても、その過程で失敗の連続で正確な道筋も立てられないままの状況。
それに県民の合意形成なく、汚染水の海洋放出が今後30年間続けられるという!!
複雑さを増してきている現状の福島です。
心の中ではまったく震災は終わってない!ということです。
当時真っ暗闇の中に押し込まれた心境でしたが、「ふくしまキッズ」を起こして、子育てにパニック状態の中、最初は大変でしたが7年間活動を続ける中で、暗闇のトンネルの先の光がまったく見えない中に、自分たちがトンネルの中に居て、寄り添う者同士が光を発する!!そんな感覚になったことで1歩前に進む勇気とやる気が湧いてきたことを鮮明に覚えています。
だから大丈夫!!って思えたのです。
ふくしまキッズに参加した子どもたちは、高校、大学、社会人にすでに成長しています。
一人一人が志を持って生きている事に私も誇りに思います。
もう、ぽんたの時代ではなく、彼ら若者が今度はリードして行く番です。
ビニールハウスの中の野菜は、あたたかいので元気にすくすく育っていて嬉しいです。
トマゾはモクモクと切藁作業…
発酵堆肥を切り返しできました。
もう春の作業が始動しているのです。
そして、今日1日平穏に農作業が出来たことが1番の幸せであり、最高の1日!!でした。
だから、能登地震の被災されたたくさんの方々にお伝えしたいことは、大変でも絶対に大丈夫!!この言葉をおくりたいです。
明日を信じて行きましょう。
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